就職力のある大学について
就職力のある大学とは
ビジネスの世界で「就職力」は、基礎力を指します。
仕事の成果を上げるために必要な知識やスキル、体力などを総合して就職力と呼んでいます。つまり、会社に入ったあとでどれだけ仕事がこなせる力があるか、が就職力です。
「就職力のある大学」かどうかは、卒業後の就職実績や大学内での取り組みなどから判断できます。
大学通信が、全国2,000校以上の進路指導担当者からとったアンケートでは、8年連続して明治大学がトップに輝いています。
実績はもちろんですが、これは明瞭な就職支援が評価された形です。実際明治大学では専用の就職手帳の配布や、内定が決まっていない学生へ向けた採用イベントなどを開いています。卒業生がもつネットワークも最大限に活かし、学生の就職活動をサポートしています。
2位に選ばれたのは金沢工業大学です。就職力の高い大学ランキングでは2位でしたが、「面倒見がいい大学」では13年間トップをとりました。地方にある大学ながら、都心にある大手企業への就職率が高いことが評価されました。
その他、立命館大学、法政大学、中央大学、青山学院大学などがトップ10入りを果たしています。
就職支援とは
就職支援とは、具体的に大学側が行う、面接指導やエントリーシートの添削などが該当します。個別に行われるものもあれば、セミナーや講演会、インターンシップの実施なども就職支援にあたるでしょう。
さらに近年増えているのが、保護者に対する就職説明会です。親世代と学生の間には、世代的なギャップが存在します。親子の関係が上手くいかないと、就職活動に悪影響です。そうした事態を防ぐためにも、「就活の今」の理解を保護者へ向けて発信しています。
就活準備アプリがある専修大学
大学によっては就職活動をスムーズに行えるアプリを配信しているケースがあります。
例えば都内にある専修大学などが該当します、専修大学は、東京都千代田区に神田キャンパスがあり、その他神奈川県川崎市や伊勢原町にもキャンパスをもつ大学です。専修大学の就活アプリでは、インターンシップの情報やOB・OGの就活体験談、学内イベント情報などを見ることができます。自身の就職活動に役立つSPI性格診断やエントリーシートの登録、おすすめ企業の情報といったコンテンツも充実。
専修大学キャンパス周辺はコンビニや飲食店が充実し、交通アクセスも◎です。また大学近くにある寮を利用することで、1年生の内から上級生と接点が生まれ、就活についての情報を得やすくなります。上級生卒業後も、OB訪問のアポイントメントを取りやすくなるため、就活に備えて寮やマンションを選ぶのもいいでしょう。
大学は、学びたいことだけでなく、その先の就職も視野に入れて選ぶ時代。行きたい大学を選ぶときは、就職力の高さも視野に入れておきたいですね。