食品・飲料業界とは?

食品・飲料業界はどういった仕組みになっているのか

日本の食品・飲料業界については、多くが輸入に依存している状態です。
円安傾向があれば調達する価格が値上がりするので、食品や飲料など販売する商品についても値上げしなければなりません。
食用油の価格が値上がりすれば当然のことながら関連商品が値上がりします。
ソーセージなどの原料となる輸入豚肉が値上がりとなればソーセージなども値上がりするといった具合です。

また消費税の影響を色濃く受けるのもこの業界で、消費税の影響で消費が落ち込むと影響を受けますし、消費税の影響が一段落すれば食品・飲料業界の売り上げについても少しずつ向上してきます。

テレビでTPP 環太平洋経済連携協定によって食品類の関税が撤廃されることで、安い原料が国内に入ってくることから、食品・飲料業界についても有利に働く部分が出てくるといわれていますが、この影響はまだ先になりそうです。

国内消費が伸び悩んでいる

少子化、高齢化という事で、国内消費が伸び悩んでいるという事実があります。
子供が少なくなっていることで食品類や飲料類の売り上げはもちろん下降していきます。
そのため、国内市場が伸び悩むことを予想し、食品・飲料業界は、経済成長が著しいアジア・アフリカなどの海外に市場進出を行っています。

ある大手調味料メーカーも海外食品の売り上げが全体の4割を占めるとされています。
タイやベトナム、インドネシア、さらにフィリピン、ブラジルはファイブスターズと呼ばれ、こうした大手調味料メーカーやそのほか食品・飲料メーカーの期待の星となっているくらいです。

このほかにもナイジェリア、コートジボワール、ケニア等、海外に進出する企業は多く、海外での和食ブームに乗るようにして、食品・飲料業界はグローバル化しているという事がわかります。
ブームに乗ってこの先、食品・飲料業界は向上していくという事が予想され、就職という面でも雇用が多くなるのではないかと感じます。

ビール大手企業も海外進出へ

国内の大手ビールメーカーに関しても国内での市場下げどまりとならず、新興国への進出を狙い、企業合併や買収などの動きを活発化しています。
大手メーカーの決算を見ても、ある企業では売り上げの約16%が海外売上といいますので、海外がどんなに素晴らしい市場となっているかわかります。
日本では格安のアルコール飲料が爆発的ヒットとなっていることで、ビールやそのほか単価のいい商品が売れなくなってきています。

海外に市場を求めているこうした食品・飲料業界の動向をみていると、この先、さらにグローバル化が進み、食品・飲料業界への就職や転職を考慮される方は海外についての知識を持っておくことも求められるでしょう。