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壁にもたれかかる女性

女性差別はあるのか?

日本は世界に例を見ないほどの女性差別大国だと言われていることをご存じでしょうか?
北欧諸国などに比べると非常に日本は女性の進出が遅れていますし、それは国会議員として活躍する女性と男性の割合を見ても一目瞭然です。
未だにジェンダー解決が進んでいないと言われる日本ですから、就活にあたっても女性差別があるのではないかと不安になってしまう方がいるのも不思議なことではありません。

ジェンダーについて

近年では日本でもジェンダー問題を解決しようとさまざまな取組を行うようになりました。
十数年前までは当たり前のように行われていた、まずは男子を出席番号順に呼んで男子が終わってから女子になるということもなくなりました。

また、小学生では徒競走や騎馬戦にも女子が参加することも多くなりましたし、男子のサッカーチームに女子が混じってプレイしていることもあります。
さらに、教師が生徒を君、ちゃんで呼ぶのをやめ一律でさん付けしているような学校も増えています。

就活における女性差別

では、今現在の日本で就活における女性差別はあるのかということですが、これは正直企業によってまちまちといったところではないでしょうか。
ただ、昔はそのような企業も少なからず存在したと思いますが、ジェンダー問題が叫ばれている現代においてそのような露骨なことをしている企業は少ないと言えるでしょう。

2011年度のデータによると男性よりも女性のほうが就職率が高いという結果になっていますから、これを見ても就活における女性差別があるとは考えにくいです。
そこまで深く考える必要はないでしょう。

ただ、やはり企業によっては古臭い体質のところもありますし、首脳陣が「上に立つのは男性でないといけない」と思い込んでいるところもあります。
そのような企業だと優秀な人材でも女性を採用しないかもしれませんし、仮に採用しても重要なポストにつける可能性は低いかもしれません。

日本全体でジェンダー解決に向けての動きが見られていますし、これからはその動きはさらに活発化することが予想されます。
今の日本において就活における女性差別が露骨に行われているということはまずないでしょうし、仮にあったとしてもその数はどんどん少なくなっていくと予想されます。

就活における女性差別はあるのか、と悩んでいる方もいるでしょうが、そこまで神経質になる必要はありません。
優秀な方ならきっと採用してもらえるでしょうし、露骨に女性を差別するような会社は社会から淘汰されていくでしょう。