介護・福祉業界とは?

拡大し続けている介護・福祉業界

介護・福祉業界はみなさんも実感されている方が多いと思いますが、拡大傾向が止まらない業界です。
高齢化がどの地域でも進み、現在市場が最も安定している業界であり、この先さらに拡大していくことが間違いない業界です。

厚生労働省の試算によると、要介護者の数は団塊の世代が75歳を迎える2025年に2179万人となると予想されています。
この数は全人口の2割を占めるというものすごい数字で、この先、介護・福祉業界がさらに施設などを増量していかないと介護などが全く追いつかない状況に陥るとされています。

介護職員が多くなっているのですが、増加しているけれども需要に追い付かないという状況で、2025年、団塊の世代が75歳以上の高齢者となる時、必要な介護職員について、38万人ほど「不足状態」となると予想されるのです。
介護が必要な状態になっても、介護してくれる人がいない状態、つまり介護してもらえない状況に陥る可能性があるのです。

各都道府県による統計によってもとても追いつくはずのない数字で、厚生労働省は介護・福祉業界への参入、労働環境や待遇の改善など対策を必死に考えているところです。

医療機関との連携ができるかどうか

都市部に高度医療ができる総合病院などが集中し、地方には高齢者を見てくれる病院すら不足している状態です。
この先、介護・福祉業界には医療機関との連携が必要となる、という状態なのに、実は医療機関の充実や、地方への分散、また地方に医療従事者をどう派遣するのかという事も問題となっているのです。

また介護については有料老人ホーム、サービス付高齢者向け住宅の運営を行う業者戸、訪問介護、デイサービスなどの通所介護を中心とする業者がいます。
施設を建設して運営する、介護保険に基づく介護サービスなどによって収入となるのが有料老人ホームなどで、利用者の自宅を訪問したりデイサービスなどの通所介護を利用してもらう事で収入となる訪問介護など、行っているサービスにも、収入もとにも違いがあります。

この先、医療機関との深い連携が求められる中、こうした実際に、全く収入の出所やサービス内容の違いがある施設をどうまとめていくかということも、これからの課題となっていくでしょう。

資格者が多くなることが望まれる

介護を受ける人が多くなるという事は、介護する人が確固たる資格を保有しているという事も求められます。
有資格者が多くなるほど、介護できるサービスが広がり人材も確保できます。
また資格を保有していることで、生活の安定を考えた働き方もできるのです。

介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員、訪問介護員などの資格を保有することが、この先、介護・福祉業界に就職する方にとって、必須となっていきます。